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【不正利用】クレジットカードが不正利用された時支払い義務が発生するのか解説します!

キャッシュレス化が進んでいる昨今。決済の手続きがスムーズなクレジットカードはとても便利なため、使用している方も多いのではないでしょうか。便利な反面、もし不正利用されてしまった場合、支払い義務が発生するのか気になるところです。

クレジットカードは、様々な要因から不正利用されてしまう可能性があり、不正利用されてしまうと身に覚えのない請求が来てしまう恐れがあります。

今回はクレジットカードを不正利用された場合の支払い義務や、不正利用の原因や対策まで、詳しく解説していきたいと思います。

目次

クレジットカードを不正利用されたときの支払い義務はなし

クレジットカードを不正利用されているとクレジットカード会社が判断した場合は、支払い義務は発生しません。クレジットカードには、不正利用されたときにその金額を全額補償する盗難保険が付帯されている為です。

利用した覚えのない請求や、不審な請求が認められた場合、その保険が適用され全額補償されます。ただし、盗難保険が適用されないケースもいくつかあるため注意が必要です。

次に、支払い義務が発生してしまう要因について解説していきます。

支払い義務が発生してしまう場合がある

盗難保険は、クレジットカード会社が不正利用されていると認めた場合のみ適用されます。クレジット会社によって、補償対象とならないケースは共通している部分が多いため、ここでは重要な部分を簡潔に解説します。

以下の5つのケースでは補償対象となりません

補償対象にならない
  • 不正利用が発覚した明細書を送付後、61日以上経過している場合
  • 暗証番号などのカード情報の管理を怠った場合
  • 本人及び家族、同居人による不正利用だった場合
  • 戦争、地震など著しい社会秩序の混乱の際に生じた場合

このように、補償対象とならない場合もあるので注意が必要です。また、ご自身が不正利用だと思っていても不正利用だと判断されない場合も多くあります。

届いた請求が不正利用かどうか確認する方法を解説していきます。

不正利用かどうか確認する方法

不正利用かどうか確かめるには、まず利用明細書を確認しましょう。ここで身に覚えのない会社名だからといって、不正利用だと判断する前に詳細も確認してみましょう。

なぜなら、利用明細書に記載されている会社名は購入した店舗名とは限らず、代行会社の名前が記載されている場合もあるためです。

会社名だけで判断せずに金額や品物から、本当に覚えのないものなのか確認する必要があります。請求によってはかなり前の期間のものもあるため、できればクレジットカードを利用した際は控えを保管するようにしましょう。

そうすることで、請求済みのものとまだ請求が来ていないものを容易に判別することができます。

また、家族カードを利用している場合は家族の分の明細もまとめて記載されている場合があります。身に覚えのない請求があった場合は、家族に一度確認してからクレジットカード会社の方に連絡するようにしましょう。

クレジットカードを不正利用された時の正しい対処法

クレジットカードが不正利用されているとわかった時は、まずクレジットカード会社に連絡をしましょう。これ以上の不正利用を増やさないように、カードの利用を停止する必要があるためです。

不正利用とわかると、まずは警察に連絡しなければと思う方も多いと思いますが、警察よりも先にクレジットカード会社に連絡することが正しい手順になります。

その後警察に届けを出し、クレジットカード会社所定の書類を提出し、被害状況を確認してもらいましょう。所定の書類の提出する手続きに、61日以上経ってしまうと補償対象から外れてしまうため、なるべく早く提出することが重要です。

クレジットカードを不正利用されてしまう原因とは

不正利用される原因は主に以下の5つです。

不正利用される原因
  • フィッシング詐欺
  • ネットショッピング詐欺
  • スキミング
  • 盗難・紛失
  • 情報漏洩

これらの原因をしっかりと理解し、対処することで不正利用を防ぐことができます。

次に、クレジットカードを不正利用されないための対策を解説します。

クレジットカードを不正利用を防ぐための対策

クレジットカードを不正利用されないためにも、以下の5つの点に気を付けるようにしましょう。

気を付けるポイント
  • 不審なメールは開かない
  • 不審なサイトではクレジットカード情報を入力しない
  • サイトの運営会社をよく確認する
  • 利用明細をよく確認
  • 店員にカードを渡さない

フィッシング詐欺は「あなたが当選しました」などの文言のメールを送り付け、添付したURLから情報を盗み取る詐欺です。このような不審なメールは絶対に開かないようにしましょう。

また、ネットショッピングなどをする際にも、本物そっくりのサイトだからといって購入手続きをすると、情報を盗み取られる危険性があります。

ネットショッピングをする際は、運営会社をよく確認し、日本語やフォントが不自然だと感じる場合にはクレジットカード情報を入力するのを控えましょう。

クレジットカードの読み取り機を使用しての情報漏洩も気を付けないといけません。店員へカードを渡したり、見えないところで操作をさせないように支払い手続きの際には注意を払うようにしましょう。

【まとめ】

今回はクレジットカードの不正利用が発覚した際に支払い義務は生じるのかについて解説しました。

クレジットカードは便利な反面、情報漏洩のリスクも高く、使用する際には気を付けなければなりません。

不正利用されてしまった場合は、正しい対処を行い、また同様の被害に合わないためにも注意して使用するようにしましょう。

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